社労士コラム

ジョブ型雇用の必要性、スペシャリスト育成の必要性について

私が大学で就職活動をしていた30年前は、大企業や上場企業は、終身雇用、年功序列を前提として新卒採用(総合職採用)を行なっていました。転職(人材の流動)は、中小企業を中心で発生していましたが、大企業や上場企業に入社すれば、定年までその会社で勤めあげるという考え方が一般的で、転職は多くはありませんでした。しかし、バブルの崩壊、大企業の大規模リストラ、平成不況と共に就職氷河期が長く続いた後、現在では転職が当たり前の時代となりました。TVをつければ、転職サイトや人材紹介会社のコマーシャルが多く流れています。今後は、経済、労働市場の変化と共に従来のメンバー型雇用(総合職採用)から新卒採用も中途採用もジョブ型雇用(専門職採用)へ移行していかなければならないと感じています。併せて、学校教育の在り方も問われてきますが、大学もインターンシップ制度の拡充や本格的な職業訓練を積極的に取り入れていく必要があります。国も民間企業と連携して、高校、大学の学費の無償化を前提に、将来の日本経済を担う優秀な人材を育成する仕組みを作っていく必要があります。

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