社労士コラム
労働法

令和4年4月から雇用保険料率が引き上げられます。

2022/03/15

現在、雇用保険料率の見直しについて、改正法案が国会に提出されており、令和4年4月・令和10月と段階的に引き上げが予定されています。 以下、引き上げられる予定の保険料率です。 (一般) 令和4年4月から9月まで → 0.9%から0.95%(事業主負担分のみ引き上げで0.65% 労働者負担...
COLUMN

週休3日制

2020/10/07

みずほフィナンシャルグループが希望者を対象に12月より週休3〜4日制を導入する方針を明らかにしました。 副業や通学、介護などに時間を使える人事制度に改めることが主旨で、給与は週休3日で8割、週休4日で6割程度になるようです。 ところで、現在、新型コロナウィルス感染拡大の影響で経営が悪...
労働法

同一労働の判断基準と人事考課

2020/01/23

働き方改革において同一労働同一賃金の実現が求められていますが、そもそも同一の労働とは、どのように判断するのでしょうか? 現在の職種は多様化し、特に中小企業においては、役割も複雑に絡み合っています。今後、同一労働の判断基準を明文化していく必要があります。 昨年より、就業規則、賃金規程の...
COLUMN

2020年4月から派遣社員にも退職金

2019/10/20

2020年4月の改正労働者派遣法改正の施行により、人材派遣会社で働く派遣社員にも退職金が支払われるようになります。働き方改革の目玉である【同一労働同一賃金】の流れです。 現在、一般企業で契約社員やアルバイトに退職金を支払う企業はほとんどありません。また、ベンチャーIT企業では、そもそも退職...
COLUMN

芸人、タレントとの契約について

2019/07/27

吉本興業と所属?芸人との間の契約は書面で交わされておらず、口頭での契約であり、労働者ではなく個人事業主として契約されているようですね。 もし吉本興業と芸人の関係が労働基準法上の【使用者】と【労働者】に該当する場合、労働基準法が適用され、契約は労働契約となり、契約を書面で交わされなければなり...
労働法

高齢者の採用で注意しておきたいこと

2017/11/19

人材不足の中で、各企業(特に中小企業)の60歳以上の高齢者採用が増えています。当事務所の社会保険の資格取得手続きの際、関与先企業の採用年齢が上昇していることを実感していますが、採用手続きの際は、以下のことにも注意してください。   ・年齢が65歳以上でも要件を満たせば、雇用...